ゆるっと心のひと休み その2
先月から始めた月1回ペースのマインドフルネスメディテーションのお話。ゆるっと心のひと休み。今月は第2回目。
第2回目の今回は、
「マインドフルネスメディテーションが育てる3つの力」についてお話していきます。
マインドフルネスメディテーションを続けていくと、どんな変化があるのでしょうか?
マインドフルネスメディテーションは、座ることを続けていくことで3つの力が育まれると伝えられています。
それが
①心の強さ
②心の明晰さ
③心の安定
です。
どれも特別な人になるためのものではなく、日々の生活を少し生きやすくするための力です。
①心の強さ
「心が強くなる」と聞くと、落ち込まなくなる、何があっても動じなくなる、そんなイメージを持つかもしれません。
でもここでいう心の強さは、感情が揺れなくなることではありません。
不安になったり、落ち込んだり、気持ちが乱れることは、誰にでも起こります。
マインドフルネスメディテーションで育つ心の強さとは、
そうした揺れが起きたあとにもう一度、今ここに戻ってこられる力のこと。
呼吸に気づく、今のありのままの感覚に戻る。
「今、自分はここにいる」と感じ直す。
その小さな積み重ねが、静かでしなやかな心の強さを育てていきます。
②心の明晰さ
心の明晰さとは、頭が冴えることや考えがなくなることではありません。
マインドフルネスメディテーションで育つ明晰さとは、自分の思い込みや先入観を通さずに物事や人を見る力のことです。
私たちは普段、「こういう人だ」「きっとこうに違いない」
という無意識の判断を通して世界を見ています。
マインドフルネスメディテーションでは、そうした判断が起きていることに、まず気づきます。
そして、判断を重ねる前のありのままの感覚や出来事を見る立ち位置に戻る練習をしていきます。
正しく見ようとするのではなく、余計な色づけをせずに今起きていることを、そのまま見てみる。
その姿勢が、心の明晰さを育てていきます。
③心の安定
心の安定とは、感情がなくなることでもいつも穏やかでいられることでもありません。
怒りや悲しみ、焦りなどの感情の波は、これからも自然に起こります。また波はマイナスなことだけではありません。喜びなどプラスの感情の波も起こります。
よい波に乗っているときは乗り心地はよいかもしれません。でも悪い波に乗っているときは乗り心地はどうでしょうか?
マインドフルネスメディテーションでは、どんな波にも必要以上に振り回されにくくなる。
どんな波でも乗りこなせるように体感を鍛える。そんなイメージを持つと少しわかりやすいと思います。
以上が3つの力です。
この3つの力はバラバラに働くものではなく、それぞれ一緒に働き力を発揮します。
感情があってもその中で呼吸ができる。
マインドフルネスメディテーションは感情を抑え込むためのものではなく、感情と一緒にいられる力を育ててくれます。
今回は3つの力についてお話しました。
この3つの力は、一度の瞑想で手に入るものではありません。
でも、特別なことをしなくてもただ座って、呼吸や体の感覚に気づく時間を重ねることで、
少しずつ、確かに育っていきます。
次回は、さっそく座ってみましょう!とのことで基本の座り方についてお話しします。
毎月第1日曜日に開催されている「ヨガをマインドフルネスメディテーション」のクラスでは、はじめてご参加の方に基本の座り方について簡単な説明書きを配布しております。
お家でなかなか座れないという方も、ぜひ月に1回座ることを習慣化していきませんか?
クラスのご参加お待ちしております♪
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